まのにっき。

日常のメモ書きやらをつらつらと。

始まりは1冊の絵本だった

と書くと美しいかもしれないが、所謂「腐女子になったきっかけ」である。
弟氏が幼稚園で読み聞かせてもらったとある本、男女の垣根を超えた友情、というかメインキャラの性別が明記されてない故に男女の恋愛話にも友情にも百合にも薔薇にもとれるというなんとも傑作で。
さらに追い打ちをかけたのがアニメ映画。母上と弟氏と見に行ったのだが、あれは声優がいけなかった(褒め言葉)。小学生にして「受け受けしい」という言葉の意味を知ったし、その見立てに狂いがなかったことが数年後発覚するのはまた別の話。

いちいち言うのもめんどくさいしつっこまれるのもめんどくさいのだが、真音さんはバイセクシャルである。バイなのかパンセクなのかは未だによく分かってないが、基本的に可愛い子が好みである。可愛いというか、中性的というか、真音さん語でよく「性別迷子」とか言っているジャンルである。
よく後輩ちゃん(高校の1つ下の後輩で、文字を書くタイプのオタクである)とつるんでいるので、高校時代に同性に目覚めたのかと思われがちだが、実は始まりはもっと前だ(後輩ちゃんとのエピソードは割愛、今後そこはつっこんで書く予定なので)。
初めて同性が気になったのは中二の時、周りからは浮いていたのだが何故か真音さんとは仲が良かった子。お世辞には可愛いとは言えなかったが、石集めやピアノ、絵画なんかの芸術的趣味の話でよく盛り上がった。
彼女は実家にお金があり、よく親の送迎があるような「箱入りお嬢(田舎での見解であり本物の箱入りお嬢とは多少異なる)」だった訳だが、なんだかんだでそちらの親には気に入られていた。まぁ当時は真音さんも「成績優秀で素行も悪くない(あくまでも田舎での見解)」という感じだったので。
そういやカラオケ行こうとか言ってもうn年経つのだけれど、機会が無いと連絡するのも勇気がいるので未だにそこまで話を持っていけてないヘタレである。