まのにっき。

日常のメモ書きやらをつらつらと。

脱出の理由

1時間に1,2本程度の電車しか街に出る手段がなく、雪が降る夜には陸の孤島と化す田舎から就職をきっかけに出た。
不当に虐げられていた訳では無いけれど、自分の居場所がなかった訳では無いけれど。

好きな物を好きな時に食べ、好きな時に短時間で街に出られて、日付が変わっても帰る手段が存在する。それなりに手間や費用はかかるけれど、あの田舎にいたら今以上に引きこもり(ベッドタウン故に地元での職探しは難を極める)になっていたであろう。
噂や制約に縛られることもなく好きな服や化粧をできるし、好きな物で部屋を満たせる。友人と通話をしても怒られないし、休みの日は好きなだけ寝ていられる。
家事や手続きを自分でやらなければならないけれど、誰も喧嘩しないこの狭い空間が好きだ。