まのにっき。

日常のメモ書きやらをつらつらと。

同情するなら

実際は色々欲しいのである。できることなら旅行券も肉も魚も野菜も欲しいし更に上乗せで5000兆円欲しい。半分税金で持ってかれるとしても、手元にそれが存在した事実で空も飛べそう。なんてことを日々考えている。

自粛ムードの中、引きこもりの真音さんは必要以上には外に出ず、外に出た時は複数の用事をこなすために帰る頃にはぐったりしている。
交通機関を使う時はさすがにマスクをつけなければ。息苦しいし眼鏡は曇るし、顔面の塗装は剥がれるし。そろそろ家にある分も尽きてきそうなのでマスクも欲しい。必要分確保したくてもどこにも売ってない。数枚だなんて言わないで1箱くらいちょうだい。
強いて言うありがたいことは、引きこもっても何も言われないことと、配信だ。配信者の厚意に甘えきっているが、いつかこの騒ぎがおさまったらお金を落としたいコンテンツが増えた。今すぐは通販も大変だろうし、やっぱり会場だけのあの空気を味わいたいのだ。

あの日あの時あの場所で

あれから9年になるらしい。真音さんは当時学生で、短縮授業が終わった後の部活の準備中だった。
少しくらっとした気がして、でも一瞬でおさまった訳でもなく、先生達の「地震だ」「揺れてる」の声でこれはめまいではなく地震だと分かった。3分くらいは揺れていただろう。
その後、部活中にも余震があった。
部活が終わった後、いつも通り教室に集まりながら「そういえばさっきの地震って…」とこっそり携帯の電源を入れたら(持ち込み禁止だったけど時効だよね)、惨状に言葉を失った。

電車やバスは動いて、無事家に帰れるだろうか。そして目前に控えていた憧れのアーティストのコンサートは開催されるのだろうか。
幸い真音さんの住んでいる地域は大きな被害もなく、無事家には帰れた。コンサートは延期になり、初夏の風が吹く頃に参戦できた。

これが真音さん史上最大級の地震だと思ったのだが、胆振東部で上書きされた。こちらはがっつりと被災した。そのお話はまた後々…?

星月夜の邂逅

学生時代、所謂、山籠り勉強合宿みたいな行事が思いつき?で開催されたことがある。
当時ぼっちだった真音さんは、ここにリラックマのTシャツを部屋着に持っていったことでさらに浮くことになる。クマキャラ収集家に悪い意味で目をつけられるし、雪の舞う山に半袖は確実に寒いのだ。やめておけ。

それでも、普段絡まない子と同じ班になり、かなり良くしてもらった。
本来なら星空観察のはずだったが自由参加になり、さらに雪が降ったことにより皆雪遊びに興じていた空き時間、真音さんは一人外に出た。星は好きだったので、暇潰しがてら少し見てみようかなんて。どうせ部屋にいてもつまらないことは確定事項だったのだ。
まさか同志を見つけるなんて思ってなかったんだ、しかもその子も一人だったんだ。
話しかけるつもりなんてなかったのに、うっかり見つかってしまって、少し話をした。幸運なことに、その子は真音さんの苦手なタイプではなかった。
その後もたまに話をして、思い切って連絡先を聞いたのは雪が解けたころだった。その子とは、今でも交流がある。

脱出の理由

1時間に1,2本程度の電車しか街に出る手段がなく、雪が降る夜には陸の孤島と化す田舎から就職をきっかけに出た。
不当に虐げられていた訳では無いけれど、自分の居場所がなかった訳では無いけれど。

好きな物を好きな時に食べ、好きな時に短時間で街に出られて、日付が変わっても帰る手段が存在する。それなりに手間や費用はかかるけれど、あの田舎にいたら今以上に引きこもり(ベッドタウン故に地元での職探しは難を極める)になっていたであろう。
噂や制約に縛られることもなく好きな服や化粧をできるし、好きな物で部屋を満たせる。友人と通話をしても怒られないし、休みの日は好きなだけ寝ていられる。
家事や手続きを自分でやらなければならないけれど、誰も喧嘩しないこの狭い空間が好きだ。

真音さんは献血ができない

近頃献血ポスターが話題になっているらしい。真音さんはもう献血をできる年齢になっているが、まだやった事がないのである。献血ルームは街にあるし、年に数回は大学に献血車が来ていたし、初詣でも献血車を見かける。決して身近ではない訳では無い。

真音さんの抱える圧倒的要素。

体 重 が 足 り な い

親譲りのスレンダー体型は中学時代から良くも悪くも変わっていない。摂食障害の類を疑われるが、一般女性~若干少食くらいには食欲もあるし、嘔吐恐怖の節があるので食べた物を吐いたのは胃腸炎の時くらいである。ダイエットというものにもご縁がない。これ以上痩せたら骨と皮になってしまう。
健康的に問題は無いのか、というと、前後しながらも毎月定期的に流血するので、多分大丈夫なんだろう。自分で言うのもなんだがこの体重で流血してるのが奇跡。

とはいえ、親や後輩ちゃんの付き添いで献血ルームには行ったことはある。ただお菓子とジュースを貪り、漫画を読んでいただけだったが。もし体重が増えて薬も飲まなくてよくなったら、人生で一度くらいは献血をしてみたい。

追伸:真音さんは今回の件について、胸部が大きいのは羨ましいと思っている。妬みじゃないよ!

青いお空の雲の上

サンリオで有名どころといえば、キティちゃんだろう。生誕45周年というキャリアの長さと知名度があり、最近ではYouTuberデビューもした、様々なご当地グッズとコラボし仕事を選ばないと言われたり、うっかり近づくとひとりでに歌い出しポップコーンを売っていたりする、彼女だ。
昔はそれなりにグッズが手元にあった気がするのだが、今の推しはハローキティではない。シナモロールだ。

出会いはシナモロールがデビューしてからそう遅くはなかった。水玉やユニコーンのイラストが馴染み深いので、小学校中学年くらいか。クラスのイケメンに鉛筆を貸したくらいでしばらく厳重に持ち歩いていた(その後どこかでなくした)。街に行くたびにギフトゲートで鉛筆やらメモ帳をちまちまと集めていたのもこの頃。
中学に入って一度遠のいたので、ココナッツやルロマニ、映画などは触れていない。エンジェルスは書店の幼児誌でよくお見かけしたので存在は知っていた。
高校生になってからは、行動範囲が広がり、携帯を持ったこともあり、再び沼に突き落とされる。しかしバイト禁止だったので経済力はなく、買えていないグッズも多い。10周年アニバーサリーブックを学校最寄りの書店で買い、見開いたページにインテツさんと歌広場さんが載っているのに尊死した程度にはバンギャも拗らせていた。未だにショコラくん(シナモンのパレードに出てくる黒うさぎさん)の幻影にとらわれていて、擬人化(いやあれは作曲のインテツさんの擬獣化だから…)を試みて妄想をふくらませている。
大学生以降は仕事で趣味に回せるお金が増えたことと、ギフトゲートに寄れるくらいには行動範囲が広がったことで家にシナぬいが増殖し始める。部屋に来た母上に「また白い犬が増えて…」と言われる始末だ。

シナモンの何が好きかと言われると、語りすぎてしんどみが深いオタクなので一挙手一投足が愛しいとか言い出しそうだが、あえていうと前向きなところだろうか。嫌がらせにも負けないフレンズとの友情。キャラクター大賞やジュノンボーイコンテストなど夢に向かって頑張るところ。Twitterで起こしてくれたりご飯を作ってくれたりする健気さ。思い出も含めて、真音さんは今日もやわもちな白い犬を愛でるのだ。

追伸:先日、彩冷えるトーク&サイン会に参加してきた。せっかくなのでシナモンも連れていき、サインの際にインテツさんに「今日はこの子も連れてきたんですよ!」とアピール。「わぁーシナモンだぁ!」とあのふわふわボイスで見事に反応されたので、「名古屋(感謝祭)にも連れてってハイタッチしてもらったんですよ」と追撃。「つれてってシナモンだねぇ、これからもいっぱいつれてってあげてね☆」と言われたのでその日は真音さんの中でつれシナ記念日と認定され、シナモンを今後も色々なところに連れていくことを誓ったのであった。

魔王にまつわる話をしよう

病院で測ってもらう度に「血圧低いねー、大丈夫?」と言われ、朝が年々苦手になっている真音さんと仮面ライダーの出会いはおそらくアギトか龍騎辺りではないかと思う。たぶん弟氏がその辺りの長靴を履いていた気がする。だが真音さんは起きられないので全然見ていなかったし、おジャ魔女プリキュアすら興味を示さなかった。

1回ちょっとだけ見ていたのはウィザード、主題歌がキリショーだからというただのバンギャ精神なのでストーリーはそこまで理解はしていなかった。朝タイマーで起きて、ガラケーワンセグでひっそりと見て、また寝るという感じ。この辺りで特撮好きの同級生と仲良くなってさらに沼にハマっていくこととなる。

大学に入ると、仲良くしていた周りの先輩や同期が特撮について話をしているのが普通だった。属していた場所柄オタクが多めとはいえ、やはり男性は人生に一度くらいは特撮を通って育ってきたのだなぁとしみじみ。この辺りから映画をちょこちょこ見始めた。風邪っぴきの頭でゴーストを10話くらい一気見したのもこの時期。

実家を出てからちまちまと自宅で鑑賞会をして、今のところ一通り見たのはW(友人が調べて、映画とかVシネ系も含めて時系列順で見せてくれている)、制覇に向けて見ているのがエグゼイド(本編を見ていなくても檀黎斗氏の所業はTwitterで逐一見ていた)、ちょこちょこかじってて今後見たいのは電王(平ジェネ辺りから熱が)、オーズ(いつかの映画のアイスの件を回収したい)、フォーゼ(学園ものなのと、アンガールズ田中出てるとかおもしろいな?!)辺りか。
始めてリアルタイムで、途中で中抜けしつつも一応1年通しで見れたのはジオウ。ウォズとウールくんが好きと言ったら性癖がお分かり頂けるであろうか。放映前に買った灰色の冬用モコモコ帽は、白ウォズ登場後あまりにも酷似していて「ウォズ帽」と名前がついた。